親就が熱い
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セクハラ部長の番外です~というか3話の後日的な
まだ3話目に着手していないので付き合ってるのか付き合ってないのかわからないような感じですみません…
3話と一緒に作品ページにあげる時に多少加筆修正するかと思います~
それから沢山拍手ありがとうございますーー!!
また後日お返事させていただきます~!´▽`*
----------------------
「毛利、ちょっといいか」
「…?はい」
仕事中に部長に呼ばれることは茶飯事だった。保存年数の長い、古い方の資料室へ行くことはあまりないが、仕事に関わることならば、と向かった先で元就は後悔した。カビ臭い資料室は、ここ最近人が踏み入った形跡すらないほど閉鎖的な場所である。
「部長、何か資料をお探しですか」
「あー…うん、まあ…」
「……………」
はっきりしない返答に元就は眉根を寄せた。
「部長」
まさか、仕事中であるにも関わらず良からぬことを考えて人気のない部屋に呼び出したのではないだろうな、と言外に含めて呼ぶと、参ったとばかりに銀髪の頭を掻いた部長―――長曾我部元親が、突然両腕を広げて元就に襲い掛かった。元親の香りが元就を包み込む。
「なっ!?」
「元就ぃ!俺を癒せるのはオメェしかいねえ…!!」
「うっ…!」
がっちりときつく抱きしめられ、元就は余りの苦しさに噎せた。それに気付いた元親が慌てて腕の力を緩めるが、しかし解放してはくれない。
「ぶ、ちょう」
「二人きりの時は元親って呼べって言っただろうが…、あー…癒される…」
元親は元就の抵抗などお構いなしに元就の髪の毛に鼻先を埋めると、胸一杯に匂いを吸い込んだ。ついでとばかりに、きっちりとネクタイの締まった首筋に唇を寄せ、皮膚の匂いも存分に嗅ぐ。
いつの間にか腰にまわされていた元親の手に不穏な空気を感じ取った元就は暴れたが、無駄であった。
「っ、やめ」
「ほんといい匂いだな…石鹸とか何使ってんだ?」
「そのようなこと答える義理はっ…」
「取引先の女社長がきっつい香水プンプンさせててよ、たまんねぇぜ鼻ひん曲がりそうだった」
「……………」
そこまで聞いた元就は、急に抵抗を止めて大人しくなった。元親の手は遠慮を知らずスラックスから引き出されたワイシャツの裾の中にまで及んでいた。
元親による仕事中のセクシャルハラスメントはもう随分前からだが、仕事をサボる形での猥褻行為は今までなかった。つまりどういうことかと言えば――――恐らく元親はその香水のきつい女社長とやらに迫られたのだ。
通りで先ほど抱き締められた時、元親愛用の香水の香りがいつもより若干強いと感じた。ここに来る前に女社長の移り香を消さんとつけなおしたのだろうが、元親のやっていることは女社長と大体同じである。
「…そなたも香水の匂いがきつい」
「えっ」
まるでマーキングのように頬擦りをしていた元親に冷たい目で言い放つと、元親は吃驚して元就から手を離した。
「そ、そうかぁ?」
焦って自分の腕や胸元の匂いを確かめる元親を後目に、元就はさっさとその場を離れて資料室の出口に歩いて行く。
「お、おい元就」
「毛利です。――――部長、」
資料室から出る直前で振り返り、情けない顔をしている元親を見やると、一旦息を吸ってから言い切った。
「くだらぬ理由で呼び出さないで頂きたい。…失礼します」
呆然とする元親を置いて元就は資料室を出た。
元就は不機嫌を隠そうともせず廊下を進んだ。
俺を癒せるのはお前しかいない、などと言っておきながら、結局の所元親が元就に望んでいた反応は嫉妬だ。他の女に言い寄られた自分を理由に、もう少し優しく接しろとでも言いたいのだろうか。半ば飛び出すように資料室を後にしたのは、元親の思惑通りムカムカと煮え繰りかえる腹の中を覗かれたくなかったからである。
久しぶりに覚えた胃液がせり上がる感覚に、元就は顔を顰めた。
言い換えれば、元親のことが好きで好きで堪らない。ともすれば、仕事なんてそっちのけで元親との享楽に耽ってしまいそうだった。あの日の夜のような――――思い出してまた、そんな己を嫌になり、確信的にそう仕向ける元親にも怒りが募る。
足早に通り過ぎたせいか前方にいた先輩社員を追い越す時に小さな風が起こった。ふと顔を上げた先輩社員に声を掛けられたが、
「部長……って、あれ、毛利か」
「………!!」
彼が二人を間違えた理由に咄嗟に気付き、元就は堪らず顔を真っ赤に染めた。
まだ3話目に着手していないので付き合ってるのか付き合ってないのかわからないような感じですみません…
3話と一緒に作品ページにあげる時に多少加筆修正するかと思います~
それから沢山拍手ありがとうございますーー!!
また後日お返事させていただきます~!´▽`*
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「毛利、ちょっといいか」
「…?はい」
仕事中に部長に呼ばれることは茶飯事だった。保存年数の長い、古い方の資料室へ行くことはあまりないが、仕事に関わることならば、と向かった先で元就は後悔した。カビ臭い資料室は、ここ最近人が踏み入った形跡すらないほど閉鎖的な場所である。
「部長、何か資料をお探しですか」
「あー…うん、まあ…」
「……………」
はっきりしない返答に元就は眉根を寄せた。
「部長」
まさか、仕事中であるにも関わらず良からぬことを考えて人気のない部屋に呼び出したのではないだろうな、と言外に含めて呼ぶと、参ったとばかりに銀髪の頭を掻いた部長―――長曾我部元親が、突然両腕を広げて元就に襲い掛かった。元親の香りが元就を包み込む。
「なっ!?」
「元就ぃ!俺を癒せるのはオメェしかいねえ…!!」
「うっ…!」
がっちりときつく抱きしめられ、元就は余りの苦しさに噎せた。それに気付いた元親が慌てて腕の力を緩めるが、しかし解放してはくれない。
「ぶ、ちょう」
「二人きりの時は元親って呼べって言っただろうが…、あー…癒される…」
元親は元就の抵抗などお構いなしに元就の髪の毛に鼻先を埋めると、胸一杯に匂いを吸い込んだ。ついでとばかりに、きっちりとネクタイの締まった首筋に唇を寄せ、皮膚の匂いも存分に嗅ぐ。
いつの間にか腰にまわされていた元親の手に不穏な空気を感じ取った元就は暴れたが、無駄であった。
「っ、やめ」
「ほんといい匂いだな…石鹸とか何使ってんだ?」
「そのようなこと答える義理はっ…」
「取引先の女社長がきっつい香水プンプンさせててよ、たまんねぇぜ鼻ひん曲がりそうだった」
「……………」
そこまで聞いた元就は、急に抵抗を止めて大人しくなった。元親の手は遠慮を知らずスラックスから引き出されたワイシャツの裾の中にまで及んでいた。
元親による仕事中のセクシャルハラスメントはもう随分前からだが、仕事をサボる形での猥褻行為は今までなかった。つまりどういうことかと言えば――――恐らく元親はその香水のきつい女社長とやらに迫られたのだ。
通りで先ほど抱き締められた時、元親愛用の香水の香りがいつもより若干強いと感じた。ここに来る前に女社長の移り香を消さんとつけなおしたのだろうが、元親のやっていることは女社長と大体同じである。
「…そなたも香水の匂いがきつい」
「えっ」
まるでマーキングのように頬擦りをしていた元親に冷たい目で言い放つと、元親は吃驚して元就から手を離した。
「そ、そうかぁ?」
焦って自分の腕や胸元の匂いを確かめる元親を後目に、元就はさっさとその場を離れて資料室の出口に歩いて行く。
「お、おい元就」
「毛利です。――――部長、」
資料室から出る直前で振り返り、情けない顔をしている元親を見やると、一旦息を吸ってから言い切った。
「くだらぬ理由で呼び出さないで頂きたい。…失礼します」
呆然とする元親を置いて元就は資料室を出た。
元就は不機嫌を隠そうともせず廊下を進んだ。
俺を癒せるのはお前しかいない、などと言っておきながら、結局の所元親が元就に望んでいた反応は嫉妬だ。他の女に言い寄られた自分を理由に、もう少し優しく接しろとでも言いたいのだろうか。半ば飛び出すように資料室を後にしたのは、元親の思惑通りムカムカと煮え繰りかえる腹の中を覗かれたくなかったからである。
久しぶりに覚えた胃液がせり上がる感覚に、元就は顔を顰めた。
言い換えれば、元親のことが好きで好きで堪らない。ともすれば、仕事なんてそっちのけで元親との享楽に耽ってしまいそうだった。あの日の夜のような――――思い出してまた、そんな己を嫌になり、確信的にそう仕向ける元親にも怒りが募る。
足早に通り過ぎたせいか前方にいた先輩社員を追い越す時に小さな風が起こった。ふと顔を上げた先輩社員に声を掛けられたが、
「部長……って、あれ、毛利か」
「………!!」
彼が二人を間違えた理由に咄嗟に気付き、元就は堪らず顔を真っ赤に染めた。
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